アルフレッド・ヒッチコック [監督]
|
|
レベッカ
旅行先のモンテカルロで偶然出会った、両親がいないヒロイン「わたし」と1年前に妻を亡くした英国紳士のマキシム。ふたりは恋に落ち、即座に結婚、彼の豪邸があるマンダレ-へ帰る。住む世界が違う同士の結婚に戸惑いながらもマキシムの愛を信じてやってきた「
|
|
私は告白する
カナダの都市ケベックの教会。ここの神父館で働くオットー・ケラーは、ある夜神父マイケル・ローガンに重大な告白をした。ケラーは生活苦の末、強盗を働いて弁護士ヴィレットを殺害したのだ。この事件はラルー警視が捜査に乗り出した。ケラーは犯行のとき僧衣を
|
|
恐喝（ゆすり）
刑事フランクの恋人アリスは、仕事でなかなか会えないフランクに嫉妬し、レストランで偶然居合せた画家に誘われるまま、男のアパートについていく。しかし、そこで男に襲われたアリスは、過って男を殺してしまう。警察の一員として事件の捜査を開始したフランク
|
|
暗殺者の家
ロンドンのローレンス夫妻が一人娘のペティを連れてスイスのサンモリツに遊んでいた時の出来事である。ホテルの舞踏場で夫妻の友達ルイが何者かの手によって射殺された。ルイが殺されたときに残した一言、それによってローレンスはルイの部屋から小さな紙片を発
|
|
バルカン超特急
バルカンの避暑地バンドリカ(仮想国)からロンドンへ帰る列車に乗ったアイリスは、豪雪で立往生した列車から他の客と共にホテルへ避難した。客の顔ぶれはクリケット狂のカルディコットにチャータース、弁護士と女、貴婦人フロイ等。アイリスがホテルで寝ようと
|
|
第3逃亡者
映画女優クリスティンは、嫉妬深い夫ガイに男出入りをなじられた翌朝、死体で浜に打ち上げられた。発見者は被害者と顔見知りのロバート。通報しようとした彼は来あわせた女達にとがめられ、逆に逮捕されてしまった。凶器として使われたのは、彼のレインコートの
|
|
三十九夜
ロンドンのイーストエンドのある寄席に、最近カナダから帰ったハネイは入った。舞台上ではミスター・メモリーと称する記憶の達人が、客から出されたあらゆる質問に答えていた。その時、突如一発の銃声が起こった。観客は舞台後の出口へ殺到し、ハネイは自分の身
|
|
汚名
アリシア・ハバーマンは売国奴の父を持ったために心ならずも悪名高き女として全米に知られていた。ある夜、うさ晴らしに開いたパーティで、彼女はデブリンというアメリカの連邦警察官と知り合った。デブリンは南米に策動するナチ一味を探るという重要な職務につ
|
|
パラダイン夫人の恋
1946年の春、英国の名門パラディーン家の未亡人マッデリーナは、夫を毒殺した容疑で起訴された。彼女は類まれな美貌の持ち主で、戦傷を受けて盲目となってしまった夫パラディーン大佐に献身した良妻として知られていたが、ある日、パラディーン大佐が何者か
|
|
舞台恐怖症
大女優シャーロットは夫を殺害し、愛人であるジョニーの元へ助けを求めに来た。彼女の着替えを取りに行ったジョニーはその姿をメイドに目撃され、殺人容疑者として警察に追われるハメになる。そのことを聞いた演劇学校に通うジョニーのガールフレンド、イブは父
|
|
山羊座のもとに
舞台は1830年代のオーストラリアのシドニー。土地の名士サムとその妻ヘンリエッタのもとに、故国アイルランドから総督の甥チャールズがやってくる。チャールズはヘンリエッタの○なじみで、夫婦仲がうまくいかないことから酒びたりで身も心も病んでいたヘン
|
|
ロープ
マンハッタンの摩天楼が一目で見渡せるニューヨークのあるアパートの一室で、殺人が行われた。フィリップとブランドンという大学を出たばかりの青年2人が、同級生だったデイビットを絞め殺して、死体を衣装箱に入れたのだ。2人は更なるスリルを味わうために被
|
|
断崖
町の有力者、マッキンロウ将軍の娘であるリナは、ロンドンからの列車の中でジョンと知り合った。ジョンとの結婚に反対され、駆け落ち同然にジョンと結婚してしまう。新居は豪華だったが、リナの父親から贈られてきた年代ものの椅子を骨董屋に売ってしまうジョン
|
|
見知らぬ乗客
アマチュア・テニス選手として名の通っているガイ・ヘインズは、ワシントンから故郷メトカルフへ離婚のため帰る途中、列車の中で不思議な青年ブルノ・アントニーと知り合った。彼は、ガイが最近妻ミリアムと不仲になり、モートン上院議員の娘アンと結婚したがっ
|
|
白い恐怖
「緑の荘園」と呼ばれる精神病院の新院長に赴任したエドワーズ博士。美貌の女医ピーターソンは精神医学界に於いて高名な彼に心を奪われてゆくが、ある日、彼女はエドワーズが白と黒の縞模様に対して異常な恐怖を抱いていることに気づく。ピーターソンは彼が名前
|
|
救命艇
第二次世界大戦の大西洋上で、一隻の輸送船がドイツ軍ボートの攻撃を受けて撃沈された。残骸が海に漂う中に、ボートが一つ浮かんでいた。乗っているのは夫人記者のコニーで、平然と煙草を吸っている。そこへ、泳ぎ着いた男コバックが助けを求めた。コバックはエ
